『イライラと上手に付き合う』

こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。

福祉業界の管理職向けの研修の一部に

「アンガーマネジメント」

の内容を盛り込まれているものがあります。

それだけ「イライラ」する場面が発生し、
それに対処しなければならない状況が
あるからだと思います。

「入居者が同じ話を10回も繰り返し、
聞かなければならない」

「入居者本人が分かりました!気を付けますと答えても、
3日後にはできなくなってしまう」

「ホームのルールを何十回、
説明しても守られていない」

「他利用者に迷惑をかける行為をしていても、
自分の非を素直に認めない」

「ルールを外れた要望が多い。
ワガママ発言を繰り返す」

職員は「イライラ」する場面が
そこら中にあるわけです。

他の仕事も一緒ですが、
その「イライラ」をその場で出すか。
他の場で出すか。

その場で出してしまうと、
入居者に感じ取られてしまう。

涼しい顔をして冷静に対処することが
求められますね。

「イライラ」している時に、
自分の感情を客観視できる人は少ない。

周りから見たら、
「あの人はイライラしていた」
という証言が出てくる。

自分の表情は自分が一番見えていません。
本人は自覚していないことが多い。

感情がそこまで表出化していると
思っていないことが多い。

プラスの感情は豊かに表現する。
マイナスの感情は冷静に沈める。

全てのサービス業で共通していることですね。