『スタッフが離職する原因 その1』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『スタッフが離職する原因 その1』
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こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。

他の業界でも当てはまりますが、
福祉業界で離職の原因は大きく3つに集約されるという
記事を見ました。

1 労働環境(給与・休日・勤務体制など)

2 人間関係

3 やりがい

本日は1について考えてみたいと思います。

福祉の業界を勉強している人ならば、
福祉の世界で高収入を取ることはできないと
理解しているはずです。

売上の上限が決まっている事業ですので、
それに伴い利益も頭打ちします。

ですから福祉業界内で、
まずは業界標準以上の給与を出せるか。

知恵を絞り出すのは経営者の仕事でしょう。

シフトで動いている施設が多いですが、
休日数はトータルとして殆ど変わりません。

希望する日に取れたり、連休を取れたり、
有休を取りやすくする配慮は必要です。

これらはスタッフへ「自主的にやってください!」
では改善されません。

役職者以上が推奨していかなければ
何も変わらないでしょう。

「有休が取りづらい」という雰囲気が
残っている職場では特に。

人不足から連続夜勤や、〇〇時間連続勤務、
休日対応などという話も聞きます。

緊急時がありますので
1年間ゼロにはできないかもしれませんが、
体制次第では最小化することはできます。

1の問題については、
上位職の方がリーダーシップを
発揮していかないと改善されないものが多い。

優しいスタッフほど、
何も文句を言わずに穴埋めをしてくれています。

その優しさに甘え続けていないか。

甘えるのではなく改善するのはリーダーの役割です。