『美しい会社の辞め方』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『美しい会社の辞め方』
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こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。

クライアント先の新入社員研修の中で、
「会社の辞め方」について話をすることがあります。

いきなり新入社員研修で、
「辞め方」を講義するというのは、
不謹慎だと思う人もいるでしょう。

新入社員で入社した会社へ定年65歳まで勤め上げる人は
何%いるでしょうか?

ほとんどの場合、様々な事情で
一つの会社で最後まで勤め上げることは稀です。

ですから誰しも「退職」という機会を経験するのです。

問題は退職の仕方です。

退職は止めないけれど、
美しい辞め方をしてほしいと思います。

美しくない辞め方の具体例です。

・急に翌日から音信不通で出社しなくなる

・あることないことSNSで会社の不満をぶちまける

・弁護士をチラつかせ会社を訴えて脅し、
 金銭的な譲歩を引き出そうとする

・後任や引き継ぎを一切配慮しないで、
 辞めたい日に辞める

・退職代行会社を入れて、本人と話ができない

もちろん会社側に原因がある場合もあるので、
一概には言えません。

ちなみに私は会社を辞めるときに
半年前に上司へ伝えました。

半年間で後任を育て、
ダメージが出ないように注意しました。

上司からは、感謝をされました。
そしてその後も関係は続いています。

「アイツの辞め方は最悪」と言われた方が
次の職場で活躍されている話を聞きません。

辞め方はその人の「人柄」を表します。

あなたがお世話になった人がいる、
好きな仲間が一人でもいる職場ならば、
その人のためにも配慮をして辞めるべきでしょう。

好きな人、お世話になった人へ、
迷惑をかけないようにするのは
人間のマナーではないでしょうか。

汚い辞め方は、
あなたの人生で借金をするようなもの。

借金をせずに美しく辞めましょう。