『職員のメンタルヘルスを守る』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『職員のメンタルヘルスを守る』
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こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。

『職員のメンタルヘルスを守る』というテーマで
東京成徳大学の関谷准教授のセミナーがありました。

私たち福祉の仕事は「感情労働」。
感情労働はストレスを生みやすい。

大変な仕事と言われるのは事実で、

・対人的業務の従事時間や日数が多い
・感情を隠すことが多い
・感情的不協和の頻度が多い
・疲労感が強い
・敵対感や疲労感がある
・責任が重い

上記のような特徴があるそうです。

関谷先生が提案するのが、
自分の感情を大切にすること。

具体的には
・利用者の目の前ではなく、感情を表現する
・後で感情を表現してもいい
・ガマンが正解ではない
・書き出すだけでも効果があり

などなど。

真面目な人ほど「感情的不協和」に陥るかと思います。

言いたいことを我慢し、
思ってもいないような行動を取らないといけない。

福祉職なのに利用者へ
不快な気持ちを抱いてしまう自分への罪悪感。

A社の社長は現場に行き、
スタッフの話を聞くと話が止まらないと言います。

A社の社長は大変でしょうが、
感情を表現する場としてとても大事ですね。