『失敗の3種類』

こんにちは。
グループホームHARUです。

 

米ハーバード・ビジネス・スクール エドモンド博士によれば、
失敗は大きく3つの種類に分けるそうです。

1.予防できる失敗
不注意や不勉強が原因。
最小化するための「仕組み」を作ることが求められる。

2.避けられない失敗
業務プロセスそのものに問題があったり、
タスクそのものが難しすぎたりすることが原因。
責任を過剰に感じる必要はなく失敗を柔軟な心で捉える必要がある。

3.知的な失敗
米デユーク大学のシム・シトキン教授は
「歓迎するべき価値ある失敗」といっている。
主に実験的な領域で起こる。
革新的な製品やサービスを生み出す企業では知的な失敗を認め、
むしろ失敗をしてもチャレンジすることを従業員に推奨している。

 

福祉業界では「安心・安全」の価値観が上位に来る。

そのため1の「予防できる失敗」は可能な限りにゼロにすることが

求められる。

 

しかしだからといってチャレンジが止まれば、

会社も業界も衰退するしかない。

 

「歓迎するべき価値ある失敗」=知的な失敗は

チャレンジと常に隣り合わせです。

 

ある会社の経営者が自社のサービス管理責任者について

「グループホームに入居してもらう像が決まっている。

それはよい面もあるがデメリットもある。

自分たちが対応できる利用者を厳選して入居を進めることは、

一方で支援力が高まらずに止まっている気がする」と言われていました。

 

これも一つのチャレンジの形なのかもしれません。

「知的な失敗をしているか?」
と問えば、自信をもって手を挙げる人は多くありません。

失敗に対するネガティブなイメージが払拭されなければ、
心理的ブロックがかかったまま、一歩を踏み出せない。

語れる失敗をしているということは、
逆に言えばチャレンジしていることです。

毎回願い通りの結果が出るとは限らない。
チャレンジそのものを楽しめるかどうか。

皆さんは仕事が面白くないと感じたことはありませんか?

ちなみに私が仕事に飽きが来ている時は、
ルーチン化が起きている時。

新しいことにチャレンジしているときは、
生活が充実しているんですね。

チャレンジをして、自分を喜ばせる、自分を刺激する。

自分を変えることを楽しみましょう。