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『融資課に断られた開業希望者』

こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。

先日、銀行の融資課の方から
驚くべき話を聞きました。

「松本さんがされているようなグループホーム事業を
 始めたいから融資をしてほしいという相談に来た方が
 最近数名いたんですよ」

「何よりも驚いたのが、グループホームの
 立ち上げコンサルタントが同席されて、
 こちらから事業計画や直近の展望などをお聞きすると、
 コンサルタントの方が答えるわけです」

「まだ立ち上げていないから福祉のことは
 分かっていないのは仕方がないのですが、
 せめて自分の言葉で話してほしいですね。
 当事者であり責任者なんですから…。
 でもコンサルタントがメインで話されるわけです」

「コンサルタントはいずれいなくなる。
 この経営者が事業を運営できるか、不安になります。
 もちろん融資はあれこれ理由をつけて、
 お断りしましたけどね」

融資課に素人だと分かれば、
融資が通りにくくなる。
だからコンサルタント依存したということでしょうか。

すべての事業に共通していることですが、
せめて最初くらい“覚悟”がなければ、
事業を続けて困難にぶつかったときに
乗り越えることはまずできません。

事業を始める前に想像した障害・困難以上のものが
待っているからです。

コンサルタントに依存するのは止めましょう。

『モチベーションは放電する』

こんにちは。
グループホームHARUの松本です。

当時の上司から言われました。

「モチベーションは放電する」

そこまでモチベーションの波がないと
私は自分のことを認識しております。

モチベーションはそこまで上下することはありません。

失敗をして何かしら凹むことはありますが、
そこまで引きづることは少ない。

ですのでモチベーションが下がるという感覚が
そこまで分かりませんでした。

「放電=少しずつ減っていく」

ということを意味しています。

よくよく振返ってみると、
エネルギッシュな方に会って話をしたりすると、
モチベーションが上がる感覚があります。

「よし!もっとチャレンジしよう!」

「もっとリスクを負って選択しよう!」

「安心・安全な意思決定しかしていなかったな!」

などと心が高ぶるのです。

と同時に、その時にモチベーションは
満タンではなかったということに気づきます。

役職が上がれば上がるほど、
自分のモチベーションを気にしていない。

下がることは恥ずかしいし、
下がっていることを自覚していない。

でも私と同じように、
新たな刺激が注がれた時に
モチベーションというガソリンが
減っていたことに気づくのではないでしょうか?

モチベーションは放電する。
だから誰であっても
自分のケアを忘れないようにしましょう。

『コンサルに要注意というアナウンス』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『コンサルに要注意というアナウンス』
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こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。

東京都のグループホーム事業説明会に参加してきました。

東京都のグループホームを取り巻く最近の環境について
冒頭にお話がありました。

昨年はグループホーム利用者が前年比1,099名、
増えたそうです。

合計11,876名の方が利用されています。

つまり新規で約1割近くのグループホームが増えている。

受け皿としてグループホームが整備されていることが
喜ばしいことなんですが、急激に増えていることに
危機感をお持ちのようでした。

なかでも問題になっていたのがコンサルの存在です。

未経験者がコンサルの指導のもと、
新規参入が増えている。

福祉の思想がなく、資産運用のメリットや
運用は簡単だとコンサルはオーナーに伝えているそうです。

実際に数百万円のコンサルフィーを払い、
数ヶ月後で閉鎖。

または今も運営しているが、
事業継続が難しい状況も複数散見される。

事業継続が難しいとなると、
ここに住むことになれた入居者へ
また別の住まいを探さないといけない。

現実(制度や運用)をよく知らないコンサルは
要注意だとアナウンスがありました。

上記のような未経験者の参入が増えたこともあり、
事故報告は前年比70件増。
虐待報告も増えているそうです。

オーナー感覚の方は
「コンサルにお任せ」スタンスがありました。

事業者ではなく
コンサルが都に開所の相談に来るなどもありました。

コンサルと一緒に来たオーナーには、
事業計画などをお聞きするそうですが、
まったく答えられない人もいるそうです。

そのため事業説明会に新規やユニ増の事業者参加が
必須になりました。

この説明会に参加しないと、来庁相談ができない。
つまりオープンできないことを意味します。

繰り返し都の職員は、

「新規参入事業者は相当な覚悟をもってやってほしい」

と言われていました。

上手い話だけを聞いて
鵜呑みにしているオーナーも問題ですが、
福祉に素人のオーナーへ
上手い話しかしないことも無責任ですね。

『経費増加は○○です』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『経費増加は○○です』
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こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。

「飲食業界やアパレル業界は
コロナの影響があって大変ですね。
福祉業界は影響が少なくていいですね?」

このようにお話されている方がいました。

売上と経費に分けて考えてみましょう。

売上の側面から言えば、
通所系サービスは打撃を受けました。

極力、人が集まる所を避けるわけですから、
外出を控えますね。

通所がなければ、利用がないということなので、
報酬が下がることは当然のこと。

グループホーム事業は、
売上というよりも「経費負担」が問題になっています。

昨年はコロナ感染防止対策の経費の一部を
助成金として賄っていただきました。

今年度は4ヶ月が過ぎましたが、
残念ながら上記のような制度はありません。

コロナ感染を防止しようとすればするほど、
経費がかさみます。

自宅とは違って、徹底した対策が求められる。

トイレ、お風呂、シンクを使用したのち、
毎回消毒する。

共有部や手すりなども定期的に消毒。

小さな施設でも消毒液が
月に30リットル近く使われています。

次亜塩素酸水は効果がないと判断され、
エタノールを使うように指示されることもあります。

東京都の陽性者が増えている中で、
消毒をやらないわけにはいきません。

ワクチンを打っている人もいますが、
感染確率が下がるエビデンスがないため、
感染症対策が緩むことはありません。

ワクチンだけでなく治療薬の開発がされるまでは、
“安全のため”に感染症対策をし続けないといけない。

ここ数年でもっとも経費増加率が高いのは、
感染症予防関連の日用品。

区市町村が継続的に経済的なサポートを
してくれることを願うばかりです。

『“必要なもの”にも目を向ける』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『“必要なもの”にも目を向ける』
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こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。

「ご両親の経済的援助があり、お金に余裕がある」

という利用者は少ない。

2ヶ月1回振り込まれると障害年金と、
就労先からいただく給与で、
どうにか毎月やりくりされる利用者が多数。

グループホームの利用費などを払い、
残りのお金は、ご自身の嗜好品に充てます。

好きなフィギア、鉄道コレクショングッズ。

甘いものが好きな人は、お菓子やケーキに充てる人もいます。

「自分のお金なのでどのように使うかは本人の自由」

という原則なのですが、
本人にアドバイスをするとともに
交渉することもしばしば。

・衣類に興味がなく
肌着がボロボロになっている方。

・フェイスタオルやバスタオルを何年も使っていて、
匂いが染みついても、なお使っている方

・靴、靴下、ズボンに穴が開いていて、
そのまま使っている方

・敷き布団、かけ布団に多数のシミがついていて、
洗っても落ちない状態になっている方

ご本人にとっては関心がないものには
お金を使いたくないのでしょう。

とはいってもホームのお金で、
入居者の衣類を買うわけにもいきません。

・通行人から見て、どう見えてしまうか?
・職場で周りの目からどう見えてしまうか?
・他入居者からどのように思われてしまうか?
・不衛生はどのようなデメリットがあるのか?
・身だしなみを綺麗にするとどのようなメリットがあるのか?

なかなか納得されない方もいますので、
懇々と説明を繰り返して、
購入していただくこともあります。

本人が“好きなもの”にお金を使うだけではなく、
“必要なもの”にもお金を使えるように支援する。

こちらもグループホームの役割ですね。