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『大手出身者は本当に優秀?』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『大手出身者は本当に優秀?』
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こんにちは。
大田区で障害者向けグループホームを運営する松本です。

高齢者向けのグループホームを8棟運営している
経営者と話していた時の話です。

6ヶ月前にお会いした時はT社長は、

「運良く県内トップクラスの規模の社会福祉法人で
管理者をやっていたKさんが
来月うちの会社に入社してくるんです。
これでうちの組織も強くなりますよ」

と喜ばれていました。

しかし先日お会いした時は、

「残念ながらKさんが辞めることになりました。
まだ6ヶ月しか経っていないのですが…。

意外と任せた仕事ができないんです。
入社面接では自信があるように言っていたんですが
うちでは期待するレベルのことができない。

いろいろ聞いてみたら前職は分業体制になっていて
業務領域が狭かったのも原因かもしれません」

Kさんが辞めてしまった本当の理由は定かではありません。

これは福祉業界以外でも言えることなんですが、
大手に勤めていたから仕事ができるとは
限りません。

むしろ大手で働いていたことを印籠のように使う人は
要注意です。

大手になると効率的な組織運営をするために
分業体制が築かれています。

だから自分の担当エリアだけやっていればよかった。

ひどい人になると、
口は動くが実務が全く出来ない人もいます。

実務が全く出来ないので、現場から信頼がないのです。

中小・零細企業に来ると何でもやらないといけません。
「私の領域ではありません」は通用しません。

ですから私はフットワークが軽い人を
好んで採用したいと思っています

「やったことないけどやらせてください」
「やりますよ!任せてください」

と言える人。

最悪なのが

「やったことないので私はできません。
それは私の仕事ですか?」

という人。

大きな法人で働いていてからといって、
バイアスをかけて評価しすぎないようにしましょう。

『福祉業界の人材の特徴 その④』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『福祉業界の人材の特徴 その④』
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こんにちは。
大田区で障害者向けグループホームを運営する松本です。

「お世話する」ことを超えて
他者依存する資質は好ましくないと
前回お伝えしました。

福祉業界で男性と女性を比較すると
男性で優秀な人材を探すことの方が難しいと感じます。

理由はよく分かりません。
同業の経営者の方も同じようなことを言っています。

他業界と比較すると

“優しい”男性、

が集まる傾向にあるかと。

この“優しい”が曲者です。

周りに何も害がないという意味で“優しさ”はあるのですが
“強さ”があるか…。

男性が少ない職場ですし、
女性の働き方を考えると、
男性を役職に置きたい上層部の考えは分かります。

しかし以前も書いたように
管理職になると様々な環境へ適応する“強さ”が
必要なので、全員ができるわけではない。

「男性だからもっと強さを発揮してほしい」
と思うことはナンセンスです。

男性スタッフに過剰な期待をしてしまい、
過剰な責任を背負わせないようにしないといけません。

『福祉業界の人材の特徴 その③』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『福祉業界の人材の特徴 その③』
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こんにちは。
大田区で障害者向けグループホームを運営する松本です。

福祉業界で働く人の適正とは、
「お世話する」ことが嫌いではないこと、
他人が喜ぶことが無理なく嬉しいこと、
だと前回お伝えしました。

ただここで注意が必要なります。
「利用者依存」をしない方です。

利用者への思い入れが強すぎてブレーキが
効かなくならないか。

他のグループホームであったケースです。

Aさんはスタッフとして働いていました。

K利用者とは会話をよくしていて、仲も良い。
K利用者へ支援しながら自分の存在意義を
感じていたのでしょう。

しかしAさんが体調が優れず
病院へ入院することになり、
その後別のグループホームへ行くことになったんです。

Aさんは

「K利用者は私がサポートしてあげないとダメなんです。
 彼女の一番の理解者は私なんです」

と言います。

それだけでなく、病院や他のグループホームにまで
Aさんに会いに行ってしまいました。

新しく入居されてるグループホームからは
クレームが来てしまったそうです。

「気にされるのはわかりますが、
今はこちらのホームで順応しようとされていますので…」

Aさんのお世話好きは度を超えています。

支援をしているように見えて
実はAさんの方がK利用者へ依存しています。

自分の仕事にプライドを持つことは悪くないですが、

「私が一番の理解者。私がいないとダメ」と考えるのは
謙虚さがないし、勘違いも甚だしい。

お互いに『自立』とは
全く逆の支援をしていることになりますね。

『福祉業界の人材の特徴 その②』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『福祉業界の人材の特徴 その②』
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こんにちは。
大田区で障害者向けグループホームを運営する松本です。

福祉業界は資格を持っていると
待遇が大きく変わりますね。

でも資格を持っているからといって
優秀かといえば別の話です。

あくまでも試験に合格だけしたということ。

福祉をやっていきたいというよりも
待遇がよくなるし、
勉強がやや得意だから取得したという人もかなりいます。

資格取得制度にしても、
「マインド」はなかなか備わってきませんね。

こういう人って一緒に働いてみると
「心がないな…」と感じることもあります。

福祉業界に向いている人って、
どういった人なんでしょうか?

基本的に
「お世話する」ことが嫌いではない人。
他人が喜ぶことが無理なく嬉しい人。

世間一般で見たら

「そこまで支援できない」
「そこまでお世話できない」
「自分のことを優先したい」

と見られる。

それは備わっている資質が
福祉に向いているということ。

資質が備わっていれば
育成や環境によって引き出されますが、
もともとない人は、難しいですね。

『お客様は神様ではありません』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『お客様は神様ではありません』
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こんにちは。
大田区で障害者向けグループホームを運営する松本です。

こちらは介護士の叫びです。

高齢者施設での職員の生の声でしょう。

介護業界で働いている人からすれば、
何も珍しい話ではないかと思います。

ここまでのレベルではなくても
日常的にある職員へのハラスメント。

障害者施設でも職員へのハラスメントがありますね。

ビジネスでは「お客様は神様」という言葉があります。
たしかにお客様があって、
今の私達が食べていけるというのは事実です。

しかし「神様のように思う」ことと
「奴隷になること」は全く違います。

お客様が全て正しく、
それに口ごたえをせずに、ただ従っていればいい。

「従者」であり続けるというのは、
どうも納得がいきません。

高齢者だろうが、障害害だろうが、誰であろうが
人としてどうなのか。

障害の世界も同様です。
利用者は大切な存在ですが、
利用者の奴隷や従者になることではないです。

誰かの犠牲の上になりっている運営は長続きません。

私が福祉の世界に参入した理由の一つがそれです。

「スタッフの犠牲に上に成り立っている
 障害福祉サービスは持続しない。
 それを解決したい」というもの。

スタッフも利用者もWIN➖WINになる経営を
追求していきたいと思います。