『子育てロス(=空の巣症候群)に陥る母親』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『子育てロス(=空の巣症候群)に陥る母親』
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こんにちは。
大田区で障害者向けグループホームを運営する松本です。

先日、テレビを見ていたら
「子育てロス」の特集をやっていました。

子供がある程度自立をしていき、
自分の手を離れていくときの
心理的なショックのことを指します。

意外にも「子育てロス」を感じるタイミングは、
小学校入学時、中学校入学時、
高校入学時、大学入学時…、
母親によってばらばらでした。

ただ子育てが「生きがい?」だった母親(+父親)から
すれば、ぽっかり心に穴が空いてしまうのでしょう。

似たような意味で
「空の巣症候群」というものがあります。

子育てが一段落したときに陥る
母親の燃え尽き症候群とも定義しています。

障害者のご両親でも、
子供の自立を希望していながら、
「子育てロス」になることを
本能的に避けようとする方もいるでしょう。

障害を持っているため、
それなりに両親の支援が必要なことは
理解できます。

ただ子供の年齢が40歳、50歳になっても、
10歳で時が止まっているのでは?
と思うこともあります。

本当に10歳の子供を支援するような関わり方で、
このまま接していてよいのか…。

本人と両親で一緒にグループホームに
見学に来られても、母親が主導権の握り、
何でも手をだそうしてしてしまう場面を見ます。

でも「自立をしてもらいたい」とは
母親は口でも言っています。

矛盾を感じますね。

偉そうに言うな!と怒られそうですが、
子供が自立するには、親が先に子離れをする。

両親は「子育てロス」になったとしても、
陰で見守って、最後まで手を出さない。

子育ての最終的なゴールは自立・自律。

自分がいなくなっても逞しく
生きていけるようにする。

それを見失わないようにしたいですね。