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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『スタッフのメンタルケア』
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こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。
先日、研修会にてスタッフのメンタルケアについて
事例共有する場面がありました。
利用者のメンタルケアばかりが話題に上がりますが、
それと同等に重要なのがスタッフのメンタルケアです。
様々な話題が上がりました。
・感情的になった利用者から
「お前は〇〇だ」と暴言を吐かれる
・「あなたのことが好きではない」と直接言われる
・ベテランでないスタッフは、
A利用者の的になってしまい、
「〇〇さんはどうして仕事ができないのか」と言われる
・新人スタッフが身辺の世話をしようとすると
不穏になり、結局ベテランスタッフしか対応できない
・一度注意をするとそれが消えずに、
「〇〇さんは怒るから嫌いだと認識されて、
その印象が消えない」
・利用者はBさんに言っても反発されないと思い、
言い返せないBさんに厳しく当たる
「スタッフはプロなんでしょ?
どんな利用者でも上手く対応しなさい」
と言う人が居ますが、賛同できません。
どんなに経験値が高い人であっても、
心が傷ついている人は多数います。
慣れている人であっても、
やはり引きずっています。
退職する人もいる。
他法人へ行く人もいるし、
業界内で勤めること自体を諦める人もいます。
もう二度と福祉業界で働きたくない人の一部の原因は
これが理由です。
コミュニケーション力が高い人であっても、
ウマの合う合わないはどうしても存在します。
最適な支援を提供するには、
スタッフのメンタルケアにも高い注意を
払わないといけませんね。