━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『勘違いサビ管になるな!』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。
グループホームを運営するには、
「サービス管理責任者」という資格を
持っている人材が必要です。
これからグループホームを始めようとする方は、
是が非でも確保しないといけない。
ユニットを増やしていく過程で、
さらにサービス管理責任者が必要です。
各社の求人サイトを見ると、
サービス管理責任者の資格保有者に対して
高待遇でも確保しようとする動きが見られます。
経営観点で見ると、
そこまでサビ管の給与を上げると、
他スタッフに歪みが出ないか、心配になりますが…。
私達のグループホームホームでは
サビ管と運営管理者を同じ人物に任せていますが、
そうでない施設も多々あります。
サビ管の資格を持っている人には、
サビ管業務のみに専念させるという考えがあるようです。
しかしこれは前向きな理由なんで、
まだいいでしょう。
じつは、
「マネジメントが下手なんで、
運営管理者は任せられない」
という裏の理由も聞かれます。
ある経営者は、
「サビ管を持っているだけで既に天狗になっている。
これで運営管理者としての権限を与えると、
裸の王様になってしまうので、管理者はやらせない」
と言っていました。
私も採用の窓口をやっているので、
「勘違いサビ管」がいるのは分かります。
「自分はちょっとすごい」と勘違いしている。
サビ管と運営責任者は求められるスキルが
異なります。
資格を持っているから実力があると思って、
運営を任せると、ホームがバラバラになります。
資格はあくまでも資格“程度”で捉えましょう。