『虐待をするスタッフの傾向』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『虐待をするスタッフの傾向』
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こんにちは。
大田区で障害者向けグループホームを運営する松本です。

先日、福祉関係の研修を受けました。

その中で「虐待をするスタッフの傾向」を
講師の方が話されていました。

事例はあくまでも高齢者介護の世界での傾向でしたが、
障害の分野も近いのではないかと思います。

1.外面(そとずら)がいい

虐待をする人は、なぜか外面がいい。
サービス業として、作り顔ではあるが笑みを出せる。

性格の根は暗かったとしても、
職場ではそれを極力出さないようにしている。

2.“してあげている精神”が強い

「これだけ〇〇してあげているのに…」が強い人。

自分が一生懸命にGIVEしているので、
相手からTAKEを期待する。

TAKEがないと一方通行なので
イライラしてしまう。

「〇〇してあげているのに…」と
考える福祉スタッフは多いと思います。

それはあくまでも自分目線ですし、
「TAKEを期待しない」という境地までは
なかなかいけない人もいますね。

上の2つを別の言い方にすれば、

「いい人ぶっていて、
 相手からのお返しを期待する人」。

これだけ見ると
多くの方に当てはまりますね。

私は虐待とは関係ないと思うことが
危険かもしれません。