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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『新規参入 FC加盟の被害相談 ①』
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こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。
障害者グループホームのFCなどが
盛んになっているようです。
新しい新規事業を検討されていて、
FCの説明会に行って話を聞いてきたという経営者。
またはすでに加盟金を払ってしまって、
説明会の話とは食い違い、オープンができない。
どうにか回収できないかというご相談を頂きました。
私は障害福祉関連のコンサルはやっていないので、
ご相談されても何かソリューションを
提供できるわけではないのですが…。
被害にあった経営者の話を聞く限り、
FC説明会の話は虚偽が多いように感じます。
既に事業をされている方はその虚偽に気づくのですが、
他業界の方は、「そういうものか…」と思い込んでしまう。
例えば、
①世の中には○○万人の障害者がいて、
彼・彼女らはグループホームを探している。
需要に対して圧倒的に供給不足。
突っ込み所満載の情報です。
確かに○○万人の障害者がいることは、
統計で大まかに掴めているかもしれません。
しかし全員がグループホームを探していますか?
いつかはグループホームを検討する人もいますが、
今現時点で入居希望をしている人は
どれくらいいるでしょうか?
いつかは…という人は多いが、
今すぐ…という人は多くありません。
なのである地域では、
中度・軽度向けのグループホーム数は充足しています。
(※重度の方向けは不足していますが…)
このエリアに出されている経営者の方のお話では、
オープンしてから2年経つが
未だに定員になっていないとのこと。
定員にならないということは、
赤字の状態が続いているということです。
赤字であれば持続することは困難です。
資金に余裕がある法人ならともかく、
小規模だと厳しいでしょう。