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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『程よい距離感がベスト』
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こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。
グループホームは、
複数の利用者が同じ屋根の下で長い時間暮らします。
ですから各利用者の長所だけではなく、
短所まで見えてきます。
職員は当然、長所と短所に把握しながら
支援の仕方に反映させるのは当然のことです。
しかし難しいのは、
利用者同士の人間関係です。
様々なことがきっかけで、口論が起きたり、
互いに態度で表明したりします。
本人に悪気はないのですが、
タイプ的には「世話焼き」の方が
他者と衝突することが多いように感じます。
「洗濯は〇〇したほうがいいよ」
「掃除は○○したほういいよ」
「ルールで決まっているんだから
〇〇しないとダメだよ」
「Aさん、〇〇してください。
もう時間ですよ」
本人の意図としては、
良かれと思って助言しているようです。
しかし言われている利用者は
「指示」「注意」と受け止めている。
すると世話焼きの利用者のことが
苦手になっていく。
他人に関心があることは
決して悪いことではないのですが、
相手が「干渉される」と思ってしまえば、
迷惑でしかない。
利用者同士を
“程より距離感”にできないか。
運営者の悩み所です。