『有識者会議より当事者会議』

こんにちは。
グループホームHARUです。

政府が有識者会議を企画・運営することがありますね。

環境、福祉、エネルギー、農業、SDGsなどなど。

官僚の皆さんは確かに頭がよい人が多い。
ただし現場を知らない。

だから有識者を集めて、知恵を結集し
今後の施策をデザインする。

これらの意図については納得できます。

しかし選ばれた有識者が
本当に現場の声を代弁しているかどうか?

予め政府が狙っている方向性を
代弁しくれる人材が選ばれたりしています。

大学の教授が複数、名を連ねていますが
研究をしているだけで現場経験はほぼなし。

事業者にアンケートを配って、
データを集計して提案しているだけ。

知識を多く保有しているのは事実ですが、
現場の困窮については傍観者気味です。

事業者の代表者が加わっているかと思いきや、
大手企業・法人で影響力を有している方のみ。

中小・小規模法人はそこにはいません。

一番の大多数の当事者がそこにはおらず、
大きな国の方針が決まっていくのです。

その結果、頭が良い人が考えた制度であり、
現場から見ればただのゴミのような制度が
ありますね。

こんなに複雑な制度を作って、
何の意味があるのか?と。

会社も同じような病にかかっていませんか?

有識者らしき人が会社の方針を決めていく。
当事者はそこにはいない。

十分に練られたと思われる方針は、
現場を全く知らない人が作ったものだと
冷ややかな目で見られている。

当事者のための制度ならば
当事者が蚊帳の外に置かれない決議。

そんな基本的なことが抜けている気がします。