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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『相手の“大切”を大切にする』
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こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。
相手が誰であれ、相手との信頼関係を築くには
「相手の“大切”を大切にすること」
と言われます。
これは原理原則かと思います。
自分が親を大事にしている。
だとすれば、親を否定されたら相手を不快に思う。
逆に親を肯定されたら、相手に好感を持つ。
“大切”とやや抽象的な言い方をしていますが、
趣味もその一部です。
趣味はひとそれぞれ違いますね。
利用者さんの中には、
ファッション、電車、アニメ、ディズニー、
自然、ドラマ、小説、絵画…、
好きなこと、夢中になれることは
人それぞれ異なります。
それを否定せずに、肯定することから、
人間関係構築の初級編がスタートします。
先生スタンスが強いスタッフは、
「その趣味はお金がかかるから
やめた方がいい」
「その趣味はあなたのためにならない」
余計な一言を言ってしまい、
信頼関係を築けないでしょう。
まずは相手が大切にしているものを
否定せずに受け入れる。
それが出発点ですね。