『研修は何のためにある?』

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■間違いだらけの「障害」と「グループホーム」■
『研修は何のためにある?』
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こんにちは。
障害者向けグループホームを運営する松本です。

毎年1回は虐待防止研修を受講しますし、
スタッフには受講していただいています。

毎回ながら、この内容を学んでいると

「管理と権利」を行き来しますね。

運営側の都合でいえば、安心・安全を確保したい。
ケガをしないように、トラブルが起きないようにとすると
何かと制限が増えていきます。

制限が増えていくと、利用者の権利擁護の観点で
問題点が出てくる。

その逆もしかり。

「利用者の権利を重視する」ということに
重点を置くと運営が難しくなる。

毎日トラブルやイレギュラー対応が起きて、
対処できなくなるでしょう。

安心・安全面でこれ以上、
責任が取れないと感じることもある。

研修講師の方がお話する内容は
理想論になりがちです。

グループワークなどをやると

「それができたら苦労しない。
うちの現場ではどう考えても難しい」

という声が聞こえてきます。

でも研修は理想論でもいいと
私は考えています。

現場のことばかりやっていると、
どんどん現場都合のルールがまかり通り、
視座が高まりません。

理想論を聞いて、自己矛盾を起こして、

「本来はあるべき姿はこうだよな。
 何か近づける方法はないか」

と考えて少しだけも改善すること。

それが研修の役割だと思います。